驚異のねだり技 | 心からお母さんと呼べる日は来るのか?                    ~戦いの日録~

驚異のねだり技

弟のパソコンのネット接続のために

実家へ行った。

 

しかし、何か不思議な電話のアダプター・・。

うちにあるような、ジャックを挿すのじゃなくて、

何か、電話線が壁にぐるぐる巻きになってる・・。

 

何やこれ。

見たことない。

 

知識はないけど、

自分の家のパソコンは何とかつなげたから、

アダプターとか同じなら

記憶をたどって、何とか出来たかもしれんけど、

ちょっとお手上げやった。

 

弟には可哀想なことやけど、

ダンナと私が

「ちょっとこのアダプターでは無理やな」

と話していたら、

それを聞いた地獄耳の義母が。

 

 

「そのアダプターあかんやろ?


 電話を買い換えなあかんって、


 前から1兄と2兄にも


 言うてるんやけどなぁ・・」

 

リピートリピートリピートリピートリピートリピートリピート

 

 

ん?

これって、3兄にあたるダンナと

その嫁の私に猛烈アピールってこと?

遠慮のかけらもなく

チラチラとこちらを見ながら話してるやんか。

 

 

すごーーく呆れる行動。

せやけど、

この家はほんまにどうなってるんかと言う位の経済状態。

 

前も書いたけど、

1兄があらゆる家電を買っていることを知っているだけに、

義母は憎らしいけれど、他の兄弟が気の毒にも思えて

 

「あんなに言うんやし買ってあげたら?」

 

と、ダンナに言った。

今のうちの経済状態はダンナの稼ぎだけやけど、

理由はヌキにして、

親が困っている時に子が助けなアカン時はある。

 

ダンナは私にすごーーく申し訳なさそうに

「ええんか?」と聞いた。

 

ダンナはこんな親でも、

やっぱり何とかしたいという思いはあるんやなぁ・・。

 

買うことに、私は納得したわけではないけど、

弟のパソコン接続をしに来たはずが、

義母の、

「電話機買ってもらおう計画」の成就となってしまった。